ミラドライブログ

2018.12.12更新

前回、ミラドライ治療の効果、治療方法の工夫について解説したところ、興味を持たれた方が多かったので、最近の私の考えとともに続編をお送りします。

 

ミラドライは、適切に行えば、これほど効果的な治療はありません。

 

再発するのですか?

効果って本当にあるのですか?

 

などと心配になって来られる方もたくさんいます。

 

再発も、失敗もありません。

自信をもっていえます。

 

私の経験では手術より効果的です。

ミラドライ で効果がなくても手術は行わないし、勧めません。

 

ミラドライで完治させます。

 

ミラドライが照射されたところは確実に汗腺は破壊されています。

これは、私の皮膚をとって調べて実証しています。

 

https://www.miradry-japan.org/blog/2018/11/post-8-707112.html

 

1パス(1回照射)と2パス照射(重ね打ち、ダブル照射)の違いは、2回重ねて照射する方が、焼きムラがなくなるのと照射漏れがなくなるので効果的と考えています。

 

ということで、プレシャスクリニックでは通常治療でも

2パス照射(ダブル照射)を行なっています。

 

レベルが高い方が良いか?

 

レベルは高い方が治療効果、汗腺が焼ける温度が高くなるので効果的といえます。

ただし、レベル5で十分です。

レベル5で十分???

ミラドライの出力は最高でレベル5です。

だから、これ以上の出力はないのですが・・・・

改造器でレベル8まで出力が出るミラドライを使っているところもあります。

私も、レベル6、7、8で治療してみて比較したことがありますが、レベル5で十分な効果が得られているので、それ以上で行うメリットはありません。

高い出力で行うとやけどを生じるリスクが増えるのでお勧めできません。

 

ミラドライ の照射は毛根があるところだけで十分?

 

ミラドライ はわきが治療なので、毛根が認められるところだけ照射すれば十分だとされていますが、プレシャスクリニック自由が丘で発汗テストを行なった結果から、それだけでは不十分ということがわかりました。

 

では、どこの範囲まで照射すれば良いか?

 

事前に発汗テストを行なって、汗腺の範囲を調べて照射するのが確実です。

 

プレシャスクリニック自由が丘では治療前に発汗テストを行なって治療をお受けになることをお勧めしています。

プレシャスクリニック自由が丘のプレミアムミラドライ 治療は発汗テストを行なった上で、汗をかいている範囲を調べ、それより一回り大きい範囲で2パス照射(ダブル照射)をくろす打ちで行なっています。

こうすることによって、確実に、照射漏れもなく治療できます。

 

確実に印がついているところに照射すること

 

???

と思われると思います。

なんのことだかわかりませんよね?

 

ミラドライ は、テンプレートを治療する範囲に転写して、その印がついているところにチップを合わせて照射するのですが、チップが、すごい勢いで吸引して、肌にひっつくので、ずれてしまうことがあります。

 

これも慣れて、コツをつかめば大丈夫なのですが、それでもずれて照射してしまうことがあります。

その時は、ずれを修正して、その部分だけ再照射を行なっています。

 

確実に、ミラドライ が照射されれば汗腺は根こそぎ破壊されます。

 

 

高額の治療費を出して治療を受けるのですから、1回の治療で最大限効果的になるように治療すべきだと日々改良しています。

投稿者: 元昭和大学形成外科准教授・清水祐紀