ミラドライブログ

2018.11.22更新

今回も、子供のワキガ治療について考えていきましょう。

 

子供がワキガかどうかは臭いで判断するのがベストですが、なかなかわかり辛いところもあると思います。

 

1.耳アカが湿っている

2.父か母のどちらかがワキガである

3.父か母のどちらかの耳アカが湿っている

4.汗で脇の部分が黄ばむ

 

私の研究では、耳アカが湿っている人はワキガです。

正確には”ワキガ体質”です。

これについても、後に解説する予定ですが、ワキガの人と、ワキガではない人ではアポクリン細胞を持っている数が違います。

だから、耳アカが湿っている人は”ワキガ体質”なのです。

 

では、もし、子供がワキガだったらどうしましょう!

 

すぐに手術しますか?

 

いいえ、すぐに手術とか、ボトックスとか治療を考えるのはやめましょう!

 

まずは、お子さんのワキガの程度を調べましょう!

 

ワキガで困っていることは何ですか?

汗ですか?

臭いですか?

黄ばみですか?

 

汗は運動すればかくものなので、汗をかくということは異常ではないどころか、運動して汗をかくことは健康的なことです。特に子供は代謝が良いので、すぐに汗をかきます。だから、汗をかくのは気にしない方が良いと思っています。

 

やっぱり、ワキガは臭いの病気なので、

 

くさいのがダメなのです。

 

でも、あまり神経質にならずに、まずは、毎朝入浴(シャワー)させて、塩化アルミニウムの制汗剤を塗って登校させましょう。

それで、ある程度おさえられるのならば、服を消臭などしてケアしてあげたらよいでしょう。

 

それでも気になるなら、治療を考えましょう。

 

ボトックス治療が最初の治療としてお勧めです。

最近、保険で治療ができるようになり、都内であれば、15歳未満、自己負担なく治療がお受けになれます。

ボトックスはボツリヌス毒素の働きで、注射をした皮膚の汗をかかなくなります。

効果はてきめんで、2〜3日で効果が実感できます。

全くといっていいほど汗をかかなくなるので、多汗症の方でなくても、毎夏にボトックスをお受けになる方もいます。

 

ですから、第1選択としてボトックスをお勧めします。

 

でも、毎年注射をするのが嫌だったり、根本的な治療を希望するのであれば、ミラドライ 治療をお勧めします。

 

手術を選んでは絶対にダメです。

保険診療でできる剪除法はキズ跡が残ります。

剪除法のキズは結構目立ちます。

大人なら気にしないかもしれませんが、子供は気にしてしまうでしょう。

 

よく、ミラドライ を子供にしても再発するでしょう!

といわれますが

私の考えでは

 

再発しません。

大人の治療と同じです。

 

もし、まだワキ毛が生えていなかったら、毛も生えていないのにと、毛が生えてからの治療を勧められると思いますが、この根拠はなんでしょう?

多分、”アポクリン腺が毛穴から出てくるから”という理由だと思います。

 

医師でも勘違いしていることが多いですが、毛の発育と、汗の細胞の発育は全く別物です。

組織が違うから当然と言えば当然ですが、第2次成長が始まると性ホルモンが活発に分泌されるようになります。

その作用によって、毛根が活性化されて毛が生えてくるのですが、汗の組織は違います。

 

汗の組織、エクリン細胞も、アポクリン細胞も生まれつき存在しています。アポクリン細胞は性ホルモンの働きによって活動を始めるだけなので、組織は既に存在しているのです。

だから、毛が生えていなくても、第2次成長が始まれば、アポクリンの汗はかき始めます。

 

私は子供でも、大人と同じ範囲を想定してミラドライ 照射を行なっています。

毛が生えていないところでも、すでに汗の細胞は十分存在しています。

毛が生える範囲は成長とともに広がるから、今、毛が生えているところだけではだめだと考えています。

 

だから、再発しない、十分な効果が続くと考えています。

 

ただし、これは、あくまでも私の個人的な見解なので、それを実証する必要があります。

 

ミラドライ治療をしたお子さんが18歳になるまで経過を追ってみていく必要があると思っています。

 

プレシャスクリニックでは中学生以下のミラドライ治療は全員モニターで治療を受けていただいています。

治療費は破格といっていいと思います。20万円です。

安かろう悪かろうではなくて、プレシャスクリニックの通常治療と同じ、2パス治療を行っています。

自分の治療が正しいことを行っているかの検証に付き合っていただくので、この破格の値段で承っています。

それに、モニターといっても、18歳になるまで毎年診察を行うだけです。

病気の治療ではごく当たり前に行われている経過観察を行うだけです。

診察といってもメールでできるので、わざわざご来院いただく必要はありません。

 

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投稿者: 元昭和大学形成外科准教授・清水祐紀